【心揺らぐ、仕事探し後編】バンフ編③

カナダ

お久しぶりです!

前回の投稿からかなり間が空きました、、、ごめんなさい。←誰も待ってない?笑

まぁ、そんなことはことはさておき!

バンフでのお仕事探しの続きです♪

※昔書いたブログから引っ越ししてきました。
※こちらの記事は2017〜2018年のカナダでのワーキングホリデー体験を書いたものです。

私はバンフに着いて仕事探しをはじめてから3日間の間に

運良くいくつもの仕事をゲットできたのですが

どれを取るか悩んだ挙げ句

その中から一番やりたいカフェの仕事を選んで他を断らなきゃいけない。

というところまでが前回のお話。

オファーもらってるだけならまだしも、

既に働き始めていたロッジに、断りに行くのはちょっぴり気が引ける。

ちなみにここのロッジのマネジャーはコロンビアの出身で

THE ラテン人☆

って感じの女性。笑

とにかくよく喋る。

喋りはじめたらもう止まらない。

人の話を聞かない。

笑う。泣く。怒る。歌う。。。

Drama, Drama, Drama,,,

(私の勝手なラテン人のイメージです。笑)

ロッジに着くなり早々に、マネジャー(ルーシア)のラテン節が始まります。

Lucia
Lucia

よく来たわね!調子はどう?まぁ座って!コーヒー飲む?

と、そのままの流れでちきーたにひとつ提案があるのと話をはじめます。

Lucia
Lucia

あなたは長期でたくさん働きたいのよね?

ちきーた
ちきーた

うん。半年~1年位バンフに滞在する予定で、ガッツリフルタイム希望!

Lucia
Lucia

まだ住む家決まってないのよね?

ちきーた
ちきーた

あ、、、ええっと。(実はカフェのスタッフアコモに住めるのが決まってる)

Lucia
Lucia

私が家を紹介してあげる。オウンルーム、オウンキッチン、オウンバスルーム、月$500!!私のロッジをメインジョブとして長期で働いてくれるならそこに住んで良いわよ。

ちきーた
ちきーた

・・・!?!?

おっと、これはまさかの展開。

実は最初にレジュメを置きに来た時、スタッフ用のアコモデーションは無いと言われたんです。

バンフは人気観光地。

家賃はめちゃくちゃ高くて、シェアルームですら$700くらいします。

ましてやオウンユニットなんて、$1500くらいしちゃうんじゃないかな。

想像でしか無いけど、、、

そして実際に部屋を見せてもらって、私の心は揺れに揺れて止まらなくなりました。

間取りは30㎡の1Kといった感じで、古いけどきれい。

クイーンベッド、ダイニングテーブル、大きなソファ、ローテーブル、十分な広さのキッチンとバスルーム、フリーwifi、通勤10秒!!

そうです、そこはロッジのスイートルームの1部屋\(^o^)/

こんな素敵なアコモデーションに月500ドル(約4万)で住めるなんて、おそらくバンフで一番のコスパ最強物件!

やりたい仕事を取るか、、、

素敵な住まいを取るか、、、

カフェで働きたい、、、

でもここに住みたい、、、

ここに住みたい!!!

ここに住みたいぃぃぃぃぃ!

あ~~~。なんて贅沢な悩み。笑

と、ここまでTHEラテン人のマシンガントークでぐいぐい押されてたのだけど

今日ここに来たのは仕事を断るため!

でも、こんなスペシャルオファーを断るなんてアホだ。

そこで私は今日ここに来た経緯と素直な今の気持ちを伝えました。

ちきーた
ちきーた

実はカフェの仕事を見つけたの。だから今日はここを断りに来た。明日からカフェで働くことになっていて、そこのカフェスタッフ用のアコモデーションにすぐ移れるの。でもあなたが紹介してくれた部屋にものすごく住みたい。笑

Lucia
Lucia

あら、、、そういえばレジュメの職歴にカフェって書いてあったわね。ちきーたはどうしてもカフェで働きたいの?

ちきーた
ちきーた

そうなの。もともとカフェの仕事を探していて、本当にやりたい仕事はカフェなの。ひとつお願いがあるんだけど、1週間だけ時間をくれない?実際にカフェで働いて、どっちにするか決めたい!その間に誰か仕事を探しに来たら私のことは忘れてその人雇ってもらって良いから!おねがい!!

超ステキ物件もそうだけど、なんとなく最初に会ったときからここのロッジのマネジャーが ”ものすごく素敵な人” っていうビビビっ!的なものを感じていて

しかもハウスキーパーというポジションじゃなくて

アシスタントマネジャーとして働けるなんてめったにないチャンス

それに採用されたカフェが良い環境かは働いてみないとわからない

カフェはフルタイムと言われたけど、もしかしたらもしかしてパートタイムで働かせてもらえるかも(そうすれば両方の仕事を掛け持ちできる)と、ものすごく自分本位なお願いをしました。

・・・すると意外にもあっさりOK♪

てのも、まだこの時は5月末。

ロッジはほぼ空っぽで予約もなし!

マネジャーが現場で働けば人を雇う必要はないという状況だったんです。

ことごとく運が良い私。

てなわけで、翌日からカフェで働きはじめたのですが 

やっぱりカフェが好き♡

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スタッフもみんな良い人で、仕事もそんなに難しくなくてシンプル。

レジ、フード(サンドイッチのトーストやケーキの切り分け等簡単な調理)、バリスタとポジションがあって、メインバリスタはなんとなく決まっているけど、一日中その人がコーヒーを作るわけではない。

スタッフ全員が全ポジションを担っていて、その時の忙しさや気分でローテーションするスタイル。

カフェでよくあるのが、バリスタはバリスタ!メインバリスタが休憩をとっている時のみサブバリスタがコーヒーをつくるというスタイル。

このスタイルのカフェだと、せっかくカフェで働いていてもコーヒーマシンに触れる機会が殆ど無いんです。涙

まぁ、普通に考えたらそれがあたりまえなんだけど、バリスタ経験の浅い私みたいな人がコーヒーマシンに触れる機会を作るには絶好のチャンスなんです。

やっぱり私のやりたい仕事はカフェだ!」と

楽しく働きながらもふとした瞬間によぎるあのステキ物件・・・

カフェのスタッフアコモはというと、

チェコ人の女の子とルームシェア

隣の部屋にニュージーランド人カップル

計4人のシェアハウス。月$420。

というまぁまぁの物件。

$500の超ステキ物件 ≫≫≫ $420のまぁまぁ物件

唯一、まぁまぁ物件が勝っているのはシェアメイトがいるということ。

これはメリットにもなるけどデメリットにもなるね。笑

う〜、、、もやもや。

 そんな中、シェアメイトのチェコ人(イバ)とその友達のオランダ人(モニカ)と3人でバーに飲みに行った時の話。

ちきーた
ちきーた

実はロッジの仕事とカフェの仕事を迷ってるんだけど、、、

と告白。二人に意見を求める。

そこであの超ステキ物件の話をすると、

Eva
Eva

あんたその物件断ったら馬鹿よ!

Monica
Monica

うん、ただの馬鹿よ!バンフで家探しがどれだけ大変か知ってる??

ちきーた
ちきーた

やっぱり・・・?

でもカフェで働きたい私はオーナーにパートタイムに切り替えてもらえないか聞いてみることに。

答えはNO!

オーナーの言い方にちょっとムカついたので、「じゃぁ辞めるわ」ってなって今週いっぱいで辞めますと伝える私。

すると次の日、オーナーから私のことを聞いたスーパーバイザー(マレック)が心配して聞いてきます。

Marek
Marek

辞めるって聞いたけど何かあったの?

ちきーた
ちきーた

他の仕事を取ることにしたんだー。ここでも働きたいからパートタイムで雇ってくれないかきいたらダメって言われたんだよ、だから辞める!

するとマレックからまさかの一言。

Marek
Marek

よし、俺からオーナーに直接頼んでみるよ。だってパートタイムがダメなんて意味分かんないじゃん!しかもちきーたは一緒に働いててすごく良いと思ってたんだ、辞めてほしくない。

ちきーた
ちきーた

ウレスィこというやんけ〜〜〜〜〜。

ということでスーパーバイザーから直接掛け合ったところ、まさかのOK!

昼間はロッジ、夕方はカフェで働きながら超ステキ物件に住むという

な、な、な、なんてことごとく運が良いんだ私!

バンフに着いてから1週間の間に色々ありすぎて

数ヶ月滞在した気分でしたわ。汗

・春から夏にかけてのバンフは仕事がたくさん。(冬は若干減る様子)

・平均的な時給は$13-15(2017年時)

・バンフは職場がスタッフ用の家を用意している場合が多いので面接時に確認すべし。

・低賃金で有名なジャパレスもバンフでは平均時給。チップや賄いもあるのでなんなら他より条件良いかも。

・仕事を探していることを声を大にして言いふらすことが大事。

・ローカルが少ない町なので人の入れ替わりが激しく、常に仕事ゲットのチャンス有り。

・自分の納得がいくまで諦めなければ意外といける。(たまには妥協も大事だが)

・たった一年のワーホリ、少しくらいわがまま言ってもいいと思う。

バンフに限らずだけど、仕事探しの方法としては基本的に以下の3つ

・レジュメを街中に配り歩く

・ネット求人に応募

・友人のコネ

私はオーストラリア、カナダ、ニュージーランドしか知らないのでこの3カ国しか比べられないけど、

オーストラリアやニュージーランドに比べて、カナダの方がネットでの求人・応募が多いと思います。

オーストラリアとニュージーランドはネット求人に応募してもほぼ反応なしなのに対して、

カナダは直接レジュメ持っていってもネットから応募してねと言われたり、

ネット上のやり取りのみで仕事をゲットしたという人がたくさん。

そして友人のコネは全世界共通。

既にそこで働いている子がマネジャーに掛け合えば簡単に入れたりする。

友達じゃなくても友達です!と胸を張って紹介したり紹介されたりしましょう!笑

助け合いよ助け合い!!

 あと、カナダにはジョブセンターという公共サービスがあって、

仕事探しの手伝いやレジュメの添削・印刷サービスを無料で受けられるみたい。

雇用主側もオーストラリアに比べてしっかりしているイメージで、

ワーホリメーカーに優しい国だなと感じました♪♪

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