タスマニアでの家族旅行の後、一人アデレードからパースまで寝台列車(インディアン・パシフィック)でやってきました。
※昔書いたブログから引っ越ししてきました。
※こちらの記事は2013〜2015年に、私が人生ではじめて行ったワーキングホリデーでの体験を書いたものです。
パースでは2泊3日、寄り道程度に観光をして次の目的地へ向かいます。
次に私が目指すのはBROOME/ブルームという町!
ブルームってどこ?って方はこちら↓

西オーストラリア州の上の方に位置するブルームという町。
特に大きな理由はなかったけれど、なんとなくいってみたいなぁと次の拠点に決めました!
そしてこの西オーストラリア州ですが、見どころ満載!ロードトリップの聖地!せっかくなら飛行機で飛ばずに、ワイルドに陸路で行きたい!!
というか、西オーストラリア州の町にはLCCが飛んでいないので飛行機はかなりお高めで、貧乏な私には無理!!
ってことで陸路で行くこと決めたのだけど、当時の私はあまり旅慣れしておらず車を持った友達もいなかったので手っ取り早くバスツアーで行くことにしました!
ネットで調べるとツアー会社がいくつか出てきますが、どれもだいたい同じルートを通ります。
そんな中私が選んだのはRed Earth Safarisという個人でやってるっぽいツアー。以前知り合った子がこのツアーに参加して、良かったと言っていたからここに決定!笑

・パース〜エクスマウス:5泊6日 約8万円
・パース〜エクスマウス〜パース戻り:7泊8日 約10万円
・パース〜ブルーム:9泊10日 約15万円
パースからブルームまでツアーで行っちゃうのが手っ取り早いのだけど、流石に15万て・・・
もしもツアー仲間が微妙だった場合にその人達と10日間も一緒にいるなんてストレスしかないわ・・・
ということで、パースからエクスマウス5泊6日のバスツアー&エクスマウスからブルームまではグレイハウンドバスで約17時間(約15,000円)!というルートに決定!!
今日は、前半2日間の様子を紹介します!
DAY1
バスがホステルまでお出迎え
朝7:30ごろから、バスがパース市内にそれぞれ泊まっているツアー参加者をピックアップして周るのですが、これにだいぶ時間がかかるんですよ。最初にピックアップされた子はおそらく1時間くらい市内をぐるぐるされたんじゃないかと。最後にピックアップされた子は、逆にホステルで長いこと待たされて置いて行かれたかとすごく不安だったと言っていました。オーストラリアあるあるですね。
ちなみに今回の参加者は約15人!ドイツ&スイス人の若いバックパッカーで半数を占めていて、その他はオーストラリア、アメリカ、韓国、日本てな感じ。まさかの日本人の女性が一緒で、当時旅慣れしてなく英語が拙い私にはとても心強かった!(こういうバックパッカー向けツアーに参加するとたいていヨーロピアンばっかりです。)
全員が揃った後は、ガイド兼運転手のケリーからツアーについての説明や参加者みんなに出身地聞いたり自己紹介させたりアットホームな雰囲気でドライブがはじまります。
ナショナルパークでコアラ発見
出発してすぐに最初のスポット、ナショナルパークに到着!この場所の名前は忘れました。笑
オーストラリアならではの植物や動物を観察しながらお散歩。
その間、ガイドのケリーが「この花には毒があるからさわるな」「森で遭難したらこの植物の茎に溜まっている水を飲め」「森での死因第一位は落木、木の下でのキャンプは危険」などなど
大自然が広がるオーストラリアでのサバイバル術を色々と教えてくれて興味深かった。

パーク内にはカンガルーはもちろんのこと(どこにでもいる)

めったに見ることができないコアラも発見!

遠い!!!笑
サンドボード&LUNCH TIME
ナショナルパークからしばらく走ると、Lancellinという町に到着。この町、何が有名かと言うと
サンドボード

真っ白いビーチの砂の上をボードでビューン!!

めっちゃきれい!!まるで砂漠

町からすぐそばにこんな砂丘があるなんて不思議。大昔にビーチの砂が風に飛ばされてやってきて、町なかにこんな砂丘が現れたんだとか。
ボードで遊んだ後はビーチ沿いにあるピクニックテーブルで、ランチタイム!
みんなで野菜切ったりソーセージ焼いたりしてサンドイッチをつくりました。

すぐそばのビーチを散歩してバスに戻ります。
こんなきれいなビーチと、砂丘が徒歩圏内なんてこの町の人たち羨ましすぎるんだが。
ピナクルズでサンセット
ここではやくもこのツアーのハイライト!!
Nambung National ParkにあるPinnacles/ピナクルズ

ピナクルズとは、、、
25,000〜30,000年前にできた石灰岩郡。まるで別の惑星に来たかのよう。

幻想的・・・

お決まりのビールで乾杯!

ガタイが良いからか、絵になる彼女たちをまたもや後ろからパシャリ。笑
期待通りのピナクルズ!他にはない不思議な場所でした。
そこから観るサンセットにビールのお供は最強。
日が沈んだ後は、その日の宿でディナーからの就寝。
DAY2
Greenough Wildlife & Bird Park
ココではオーストラリアの動物たちと存分に触れ合えます。

ハゲ散らかしのエミュー

野生のクロコダイルがそこら中にいるなんて考えただけでゾッとするわ

私が言った時期はベイビーカンガルーがいて、抱っこさせてもらいました

こちらは珍しいホワイトカンガルー。激カワ!
他にも巨大ヘビとかラクダとか色々います。動物保護とかレスキューとかしてる施設なので、普通の動物園に行くよりもこういう所にお金を落としたいね。
謎の独立国家、Hutt River
前日の夜、ケリーから「明日は外国に行くからパスポートを持ってくるように」と謎の指示。
オーストラリア内に国があるんだとか。バチカンみたいな感じなのか。でもそんなの聞いたことないぞ。謎すぎる。笑
そして着いたのがHutt River公国!

昔々、オーストラリア政府と小麦の分配について揉めて以来、ファーム仲間たちを集ってミクロネーションを起ち上げた。詳しく書くと長くなるので割愛。
この謎の国では、入国の際に国王自らパスポートにスタンプを押してくれます。Hutt Riverの通貨もあるよ。
国内は「国」というよりかは「農場」。そもそもが小麦農家なのでそりゃそうね。
なんともいえないB級観光スポットですが、2020年に消滅(オーストラリアに降伏して土地を売った)みたい。今はないと思うと行けてよかったなと。
長くなりそうなので今日はココまで!
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