【人助けでまさかのローカルジョブをゲットした話】メルボルン編⑤

オーストラリア

メルボルンのローカルカフェで働くことを目標として仕事探しをしていた時に起きたまさかの出来事

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※昔書いたブログから引っ越ししてきました。
※こちらの記事は2013〜2015年に、私が人生ではじめて行ったワーキングホリデーでの体験を書いたものです。

ワーホリ経験者ならわかると思いますが、英語が拙い&なんのスキルもない&アジア人&ワーホリの私たちがローカルジョブをゲットするのって本当に難しいんです。

例えば自分がカフェのオーナーで、日本語が拙くて飲食の経験なくて数ヶ月でやめていく外国人なんてよほどのことがない限り雇いませんよね。

このローカルジョブっていう壁が結構分厚いのです。

ローカルジョブにこだわって、時間とお金をけずったせいでせっかくのワーホリを楽しめないなんて本末転倒。ってことで、ジャパレスやアジア人経営のレストランやハウスキーピングの仕事をする人は結構います。

逆にせっかくワーホリで海外に住んでるのにジャパレスやハウスキーピングなんて意地でもやるものか!という人も多いですよね!

どちらを取るかはその人の価値観次第!

結局は楽しんだ人が勝ち!って私は思う!!

当の私は「せっかくオーストラリアにまできて、更にはバリスタの勉強までしたのだから絶対にカフェで働く」と決めていました。もちろんローカルジョブが理想だけど、最悪日本人以外の人たちと働けるならアジア人経営でも良いかなと。

そんなある日、シティ内を一人で歩いていた時のこと。

「Help me~!」

どこからか聞こえる助けての声。

声のした方をみると、一人のおじさんがテーブルを2つ重ねて運んでて凄く重そう。

路面においていたレストランのテーブルを店内に片付けている最中の様子。

私はとっさに

ちきーた
ちきーた

手伝うよ〜

と片付けを手伝いました。

おじさんと一緒にテーブルを持って店内に入ると、そこには1台のエスプレッソマシン。

おじさん
おじさん

ありがとう、助かったよ。

学生さんかい?

ちきーた
ちきーた

うん、ワーホリで今バリスタの学校に行ってるの。

このレストランにもエスプレッソマシンあるんだね。

おじさん
おじさん

もちろん!ここはイタリアンレストランだからね。

コーヒーは必須だよ。

ちきーた
ちきーた

私、今仕事探してるんだけど雇ってくれない?

バリスタがやりたいの!!

おじさん
おじさん

おー、そうか。コーヒー作れるのか?

カバンそこにおいて、ラテ作ってみろ。

カバンをテーブルに置き、ラテをつくる自分。

緊張で手が震える。

心臓のバクバクが聞こえる。

そもそもバリスタとして働いた経験もなく、現在進行形で学校に通っている私に上手なラテなど作れるわけがない。

それにバリスタの人ならわかると思うけど、マシンってひとつひとつ使い方が違う。

マシンごとに癖もあるし、お店によってやり方も違う。

初めて触るマシンで上手にコーヒーを淹れるなんて私には不可能。

下手くそなラテが完成。

おじさん
おじさん

いつから働けるんだ?

ちきーた
ちきーた

いつでも。。。

おじさん
おじさん

明日、学校が終わったら来なさい。

思いもよらぬ出会いから仕事をゲットしました。

人生何が起きるかわからんね。

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