【ぶどう畑を牛耳る男!ファームジョブはやっぱりブラック率高め!?】タスマニア編③

オーストラリア

このタイトルを見てビビっときた人は少なくないはず。

タスマニアでファームジョブを探したことがある人なら一度は聞いたことがあるだろう。

そう、Nigel/ナイジェルです!

今日はMr.ナイジェルについて書きたいと思います!

f:id:hola-chica:20171120095017j:plain

※昔書いたブログから引っ越ししてきました。
※こちらの記事は2013〜2015年に、私が人生ではじめて行ったワーキングホリデーでの体験を書いたものです。

って言っても、私がタスマニアにいたのは2015年なので彼が今でも牛耳っているかどうかすら知りまへーん(・∀・)

なのでこの記事が誰かの役に立つかは不明(・∀・)

でも事実の情報としてかいておきます(・∀・)

私はタスマニアについてすぐにデロレインという町のベリーファームで働きはじめ、毎日優雅にキャンプをして楽しんでいたのですが、、、

3月に入りベリーのシーズンも終わりに近づき仕事量が減っていきました。

それだけなら別に良いのだけど、気温が下がりはじめ雨が多くなりキャンプ生活に支障をきたし始めたんです。

雨が続くと洗濯物干せないし、火がおこせない!! 

そして寒い!!!

てことで、他の仕事を探し始めたころ。

この神的タイミングで、半年前にセカンドビザ取得のためにタスマニアのファームで働いていたお友達A子から久しぶりの連絡が。

A子
A子

あんた今タスマニアにいるの??

ホバートでぶどうピッキングの仕事があるんだけど興味ある?時給21ドル!

な、なんてタイミング!!

無いわけないやんかと速攻でボスの連絡先をいただき、ホバートへ移動!

そう。そのボスこそがナイジェルだったのです。

ホバートに着いた翌日、面接のため指定の場所へ向かうとそこには日本人と台湾人らしき女の子二人とガタイの良いおじさん。

こいつに間違いない・・・笑

面接に来たと伝えると1枚の用紙を渡され、そこには電話番号や住所や車の有無などを書き込むように言われます。

記入していると、私以外にも続々と面接希望者が集まってきました。

記入し終わった用紙を持ってナイジェルのもとへ行くとそこで面接開始!

これまでの職歴とか、志望動機とか、ファームジョブは自分に向いてると思うか、それはなぜかと、いくつか質問されて10分弱程度で面接終了。

ガタイの良い強めなおじさんだったからちょっとビビってしまったけど、

Um, I like you! 君、いいね!月曜から仕事始まるからあとで連絡する

と優しく言ってくれたので安心してその場を後にしました。

そしてその2日後くらい、日曜日にナイジェルから連絡が!

明日◯時に◯◯集合」と持ち物や服装について記載されたメール。

彼のもとで働いている人は、基本的に皆んな送迎バス(1日$6)で出勤します。

朝、指定の場所へ行くとそこには自分と同じく彼に雇われた仲間が沢山。

時間通りやってきた送迎バスは予想以上にでかくてびっくり。

その時はピークシーズンということで約50人程の人たちが働いてて、私が思っていた以上に大きな組織でした。

仕事内容はワイン用ぶどうのピッキング。

ちなみにワイン用のぶどうを栽培している所のことをVineyard/ヴィンヤードと言います♪

タスマニアはワインの産地でヴィンヤードが沢山!!

でも、各ヴィンヤードが個々で求人をしている所ってあんまりなくて、私が知っているのはJosef Chromy Vineyardくらい。 

Josef Chromy Wines
Tasmanian fine wines, Launceston cellar door, restaurant, weddings and functions

何故かというと、Mr.ナイジェルが牛耳っているから!

ナイジェルに雇われている人たちは、1箇所のヴィンヤードで働くのではなく、毎回毎回違う場所に連れて行かれます。その日どこで働くかは到着まで謎。

しかも、明日仕事があるかどうかは前日の夕方に連絡が来るまで謎。(まぁ、天気とかぶどうの熟し具合によるからこれはしょうがないね。)

そしてこのナイジェルについて聞いたことある人なら知ってると思いますが、彼については都市伝説のように色々な噂が飛び交っています。笑

1.彼のもとでは軍隊のように働かされるらしい

2.女かカップルしか雇わないらしい

3.気に入られないとすぐクビになるらしい

4.気に入った女を側近につけるらしい

5.仕事中、英語以外の言語は禁止らしい

はい。これ、全部本当です\(^o^)/

仕事中は「次あっち!お前はこっち!走れ!」とまるで軍隊ww

怠けてるとすぐにブラックリスト行きとなり首切られます。ナイジェルのアシスタント的な女性が毎日全員を評価・記録していて、評価の良い人から仕事をもらえるという仕組み。なのでクビになっていなくても、評価が悪ければ仕事量が少ない日は呼ばれません。

英語以外の言語はもちろん無駄話をしていても怒られます。軍隊だから。笑

でも、日本という国で軍隊のように働いていた日本人からすればそこまで酷ではないのかなって。台湾人も同じ。だから労働者の殆どは日本人か台湾人。

私が働いていた繁忙期は何人か欧米人も働いていましたが、もれなく数日で姿を消していったな〜。笑

まぁ、日本で真面目に働いていた経験がある人なら、普通に働いていれば気に入ってもらえます。

そんなこんなで、あんまり良い噂の無いナイジェルも別に悪い人ではないです。

アシスタントの女性も普通に良い人。

ただ、共通して厳しい+あまり親切じゃないなってのが私の感想。

オーストラリアのファームジョブってものすごく当たり外れがあって、季節やタイミングにもよるし本当に運次第。

違法時給で働かされたり、歩合制だけど取るものなくて全然稼げないとか、時給よくても仕事量が少ないとか。体力仕事だからかなりきついという実体験の話は周りから山ほど聞きました。

そういうハズレのところに比べたら全然マシかなって。

そもそも、私のように車なしでタスマニアにいる人はナイジェルを頼るのはひとつの手段です!

タスマニアに限らずオーストラリアでのファームジョブには車があったほうが断然有利!!

あの広大な敷地面積を誇るオーストラリア、ましてやファーム地域なんてマサイ族並の視力でもお隣りの家が見えるかどうか、、、

私たちが泊まれるような宿やシェアハウスは基本的にファームから少し離れた町なかにあるのが普通だと思います。仕事を探すにしても車がないと結構大変だったりするし。

できればファーム行く前に車持ってる人と仲良くなるか、車買っちゃうのが賢い!

 最後に話それるけど、後々出会ったオーストラリア人のおじさんに「トマトファームだけは絶対に行くな」と忠告されました。どこのファームもそうだけど、特にトマトに使われる農薬はかなり体に悪いらしいです。

なので、今ファームジョブ探してる方はできればトマトは避けたほうが良いと思います。

にほんブログ村 海外生活ブログへ

↑↑応援お願いします

コメント

タイトルとURLをコピーしました